ジャマイカで採れるコーヒーはブルマンだけではありません。ブルーマウンテンコーヒーはジャマイカ東部のブルーマウンテン山脈で栽培されるコーヒーを言い、山脈以外の低地で栽培されるコーヒーはノンブルーマウンテンコーヒー(ノンブルマン)として取引されます。
そのノンブルマンの品質標準品をジャマイカプライム(Jamaica Prime)、上級品をハイマウンテンスプレモ(High Mountain Supreme)として海外市場に出荷しています。
※各生産地区分は右図をご参照。
青色の地域がブルマン産地、その他色の地域はノンブルマン産地です。
ブルーマウンテンコーヒーはジャマイカでもこんなに狭い地域でしか栽培が認められていないのです。
|
|
| ハイマウンテンスプレモ(ハイマン) High Mountain Supreme
ブルーマウンテンコーヒー山脈の外で栽培されるジャマイカ産コーヒーの中でも高地で栽培される物には大粒で高品質のものが多いとされています。ハイマウンテンスプレモは低地産コーヒーの中でも高品質のコーヒーが精選時に選別されこの商標で輸出されます。
政府が規定するこのコーヒーの規格基準はスクリーンサイズ(粒の大きさ)#17/18が96%以上、欠点豆混入率3%未満、色は青緑色、且つカップ(味)がクリーンな事が輸出認可の条件とされます。近年のハイマンの生産量はジャマイカコーヒー全体の5%程度に迄落ち込んでいます。
|
| ジャマイカプライムJamaica Prime
ノンブルマンのコーヒーの中で品質標準規格の物がこの商標名で輸出されています。一昔前はプライムウォッシュドの名前で親しまれてきたコーヒーが近年名称変更してジャマイカプライムの名前に変わり流通しています。
規格基準はスクリーンサイズ#15/16が96%以上、欠点豆混入3%未満、色はグリーンとハイマウンテンスプレモより小粒で色の若干弱い物がこのグレードで輸出されています。
過去マーケットではハイマンとプライムの違いを生産地の違い(高地と低地)と言われた時期がありましたが、規格の違いは選別段階でのサイズと色の違いで区分けされていると言えます。但し大粒豆の上級品は概して高地で集荷されるコーヒーに多い事から高地産のノンブルマンにハイマンが多い事も事実ではありますが。
|
|