これら4ヶ国では当時、相違する栽培環境の中で違った作物を栽培していました。まず砂糖は平地から穏やかな丘陵地にかけて栽培され、その他の作物、例えばコーヒーは傾斜のある土地から山岳部にかけて栽培されてその侭現在の栽培環境に至っています。だからジャマイカのコーヒーはブルーマウンテン山脈の高地で栽培されているでしょう?
まずコーヒーの栽培は山林を伐採して土地を焼き、畑の開墾から始まりました。この作業は傾斜がきつい山岳部で当時の奴隷労働者により行われました。開墾が終わるとそこに種を蒔き、育った苗木を農園に植える作業です。その植え付けも奴隷の手作業で行われました。コーヒーは最初の収穫まで3年程かかる為、農園の現金収入としてキャッサバ芋が植えられコーヒーの収穫迄の運営資金としていました。その後も強風からコーヒー樹を守る為に背の高い防風樹が植えられる等、今のコーヒー農園に近い形になっていったのです。奴隷労働者の仕事は除草、キャッサバ芋の収穫等とても多かったそうです。
コーヒーの収穫は8月末/9月から始まり(今と同じだ!)それも全て奴隷労働者の手により行われました。コーヒー豆の摘み取りは毎日、日の出から始まり、コーヒー豆が暗くて見えなくなる迄続いたそうです。一日の収穫が終わると奴隷労働者はコーヒーを入れた籠を白人の奴隷監督人の所に運び、籠が満杯になっていない奴隷は折檻の罰をうけました。収穫後も工場に運んだり、精選で使う水運び、コーヒーの水洗い、乾燥、皮むき、異物除去、袋詰め、港迄の運搬、船への積み込みと全て奴隷労働者による手作業で行われたのです。(上の図を参照) ただし老人や子供等の奴隷労働者は座ってできる不良豆の除去や袋詰め等の比較的簡単な仕事に廻されました。
さてそこで砂糖農園での奴隷労働は・・・・・・・・・・(ここから更に設問が続く・・・・)
おい、おい、何時まで設問続くねん????
では問題です。砂糖農園とコーヒー農園での奴隷労働について類似する点を述べなさい・・・・・って分かるかい?そんなもん。怒
貴方は答えられますか?ちなみに私は答えられませんでした。しかしこれだけ設問が長かったら一体何時間の試験になるのでしょうか?
筆者補足:
当時奴隷一人の値段は小さな家一軒が買える程度だったそうです。砂糖農園は大規模で資産家が多く、ヨーロッパの自国で雇用した白人の奴隷監督者が農園で采配を振るい、農園主は殆ど農園には顔を出さなかったといいます。 その為農園での奴隷折檻は熾烈を極め、今でも奴隷時代の悲惨な話は砂糖農園に多く残ります。対してコーヒー農園は規模が小さく農園主が農園に出て奴隷の健康状態を見ながら生かさず殺さずの状態で働かせたそうです。それが理由でコーヒー農園の奴隷労働者は多く生き残ったのだそうです。
良い話なのか、悪い話なのかよう分からんっ!と言うか中学生の問題に解答できなかった筆者が情けないっ! |